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2009.7.3 更新 ニュース
7月3日
日本競馬の至宝・保田隆芳さんが死去日本競馬の至宝である保田隆芳(やすだ・たかよし)氏が1日午後9時21分、病気のため亡くなった。89歳。騎手としては旧八大競走を初めて制覇し、日本人騎手として海外にも初挑戦。調教師に転じてからは“天馬”トウショウボーイを手掛けるなど近代競馬の基礎を築いた。95年には勲章を受章、04年には騎手として競馬の殿堂入りを果たした。長男でJRA調教師の一隆さんによると、安らかな最期だったという。 偉大なるホースマンが天国に旅立った。 保田隆芳氏は、騎手として36〜70年に通算1295勝。年間最多勝を3回記録。旧八大競走(皐月賞、ダービー、菊花賞、桜花賞、オークス、天皇賞・春&秋、有馬記念)で22勝。ハクチカラとともに日本人騎手として初の海外遠征を成し遂げ、当時のアメリカで主流だったモンキースタイルの騎乗法を習得して、帰国後には、従来の天神乗りに代わる新たな騎乗法として日本の競馬界に定着させた。進取の気に富み、日本のジョッキー界の第一人者として野平祐二、蛯名武五郎とともに近代競馬の礎(いしずえ)を築いた。 騎手引退後は調教師に転身して70〜97年に通算334勝。メジロアサマ(70年天皇賞・秋)やトウショウボーイ(76年皐月賞、有馬記念、77年宝塚記念)を手がけた。95年には「勲四等瑞宝章」を受章。04年に競馬の殿堂「騎手顕彰者」に選出された。 長男であり、厩舎を引き継いだJRAの保田一隆調教師は「父として、次元の違う功績を残したホースマンとして尊敬していました。無口でとっつきにくいところもあったけど、若手が尋ねればどんなアドバイスもしていました」と在りし日の人柄を語る。「最近まで府中や中山の競馬場に顔を出して、私の厩舎の馬を応援してくれていました。最期は安らかに眠るようでした」と静かに息を引き取った。 “元祖・天皇賞男”として天皇賞10勝。08年に11勝目を挙げた武豊騎手に破られたが、秋の天皇賞7勝は現在でも歴代トップ(2位は武豊の5勝)。18歳8カ月でのオークス制覇はクラシック史上最年少Vだ。これまで残した数多くの足跡の中でも一段と輝きを放っているのは、日本人騎手として初の海外遠征だろう。日本人騎手として初めて海外のGIに優勝したのは94年の仏GIムーラン・ド・ロンシャン賞でスキーパラダイスに騎乗した武豊。58年に保田氏が初めてアメリカで騎乗してから36年後のことだった。今や日本人騎手による海外GI優勝は珍しいことではなくなったが、戦後13年というあの時期のハクチカラによる海外遠征がすべての始まりだった。 その先鞭をつけた保田隆芳氏の功績は日本競馬の金字塔として永遠に輝き続けていく。 【次走報】ウインヴェロシティは三田特別へ宝塚記念4着カンパニー(栗東・音無厩舎、牡8)は、放牧に出て秋に備える。毎日王冠(10月11日、東京、GII、芝1800メートル)から天皇賞(11月1日、東京、GI、芝2000メートル)を目標にする。8着のスマートギア(栗東・佐山厩舎、牡4)は、小倉記念(8月2日、小倉、GIII、芝2000メートル)を視野に入れている。 ラジオNIKKEI賞を自重したウインヴェロシティ(栗東・池江郎厩舎、牡3)は、三田特別(11日、阪神、1000万下、芝2200メートル)で必勝を期す。 7月2日
キャプテントゥーレ、帰厩後初時計昨年の皐月賞を制したあと、左前脚骨折で戦列を離れていたキャプテントゥーレ(栗・森、牡4)が、着々と復帰準備を進めている。先週から坂路で15−15を始め、1日は馬なりで4ハロン55秒5をマークした。 「帰ってきてから初めての時計だったけど、これならもう少し強めても大丈夫そう」と徳江調教助手。今後は様子を見ながら関屋記念(8月9日、新潟、GIII、芝1600メートル)か、札幌記念(8月23日、札幌、GII、芝2000メートル)あたりでの復帰を目指す。 【七夕賞】シャドウ12秒2…1週前追い《美浦》金鯱賞2着のシャドウゲイト(加藤征、牡7)は坂路4ハロン51秒6−37秒2−12秒2(G前仕掛け)で外ブルーデインヒル(牡4、1000万下)に併入した。「いい感じ。走る気持ちの充実が成績にもつながっている。7歳になって2000メートルの持ち時計も更新したしね。相手が楽になる分、チャンスはある」と加藤征調教師はニンマリ。 トウショウシロッコ(大久保洋、牡6)は坂路で3頭併せ。3本目に4ハロン53秒8−36秒2−11秒9(馬なり)で中ショウナンライジン(牡5、1600万下)に併入、内エーシントゥルボー(牝5、500万下)には2馬身先着した。「時計は先週とほぼ同じだが、動きに切れが出てきた。予定通りにきているよ」と大久保洋調教師は手応えを感じていた。 田面木博公騎手が美浦・高松厩舎に所属変更田面木博公騎手(47)=美・フリー=は、1日付で美浦・高松邦男厩舎に所属が変更となった。 7月1日
【古馬次走報】インティライミは札幌記念へ宝塚記念を制したドリームジャーニー(栗東・池江寿厩舎、牡5)は1日に滋賀県グリーンウッドへ放牧。秋は産経賞オールカマー(9月27日、中山、GII、芝2200メートル)での始動が有力だが、札幌記念(8月23日、札幌、GII、芝2000メートル)の可能性も。2着サクラメガワンダー(栗東・友道厩舎、牡6)は天皇賞・秋(11月1日、東京、GI、芝2000メートル)が目標。状態を見て前哨戦を使うか、直行するかを決める。5着スクリーンヒーロー(美浦・鹿戸雄厩舎、牡5)は2日、宮城・山元トレセンに放牧。その後、北海道・千歳の社台ファームに移動。秋はジャパンC(11月29日、東京、GI、芝2400メートル)を最大目標にローテーションが組まれる。6着アルナスライン(栗東・松元茂厩舎、牡5)は札幌記念か新潟記念(8月30日、新潟、GIII、芝2000メートル)を予定。12着インティライミ(栗東・佐々木晶厩舎、牡7)は8日に函館競馬場へ出発し、札幌記念を目指す。 宝塚記念7着マイネルキッツ(美浦・国枝厩舎、牡6)は30日に美浦に帰厩。近日中に北海道新ひだか町のビッグレッドファーム真歌に移動してリフレッシュ放牧へ。秋は天皇賞とジャパンCを目指す。13着コスモバルク(道営・田部和、牡8)は地方競馬間の交流重賞せきれい賞(19日、盛岡、芝2400メートル)へ。 バーデンバーデンCを制したシャウトライン(栗東・坂口大厩舎、牡5)、12着サチノスイーティー(美浦・畠山吉厩舎、牝6)はアイビスSD(19日、新潟、GIII、芝1000メートル)へ。テレビユー福島賞を勝ったアルティマトゥーレ(美浦・奥平雅厩舎、牝5)もアイビスSDの予定。 垂水Sを勝ったテイエムアンコール(栗東・柴田見厩舎、牡5)は小倉記念(8月2日、小倉、GIII、芝2000メートル)へ。 目黒記念を勝ったミヤビランベリ(栗東・加藤敬厩舎、牡6)は連覇がかかる七夕賞(12日、福島、GIII、芝2000メートル)を予定。エプソムC16着カンファーベスト(美浦・佐藤吉厩舎、牡10)は関屋記念を目指していたが、七夕賞に変更。 ![]() |
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